発達障害関連

【ブログ】自閉症の息子は発達性協調運動障害?

お子さんが「箸やはさみが上手に使えない」「折り紙が苦手」「ボールを上手にキャッチできない」などのことで悩んでいませんか?

運動が苦手だったり、手先が極端に不器用な場合は発達性協調運動障害なのかもしれません!

発達性協調運動障害は発達障害の子に多いと言われており、自閉症の診断を受けている息子のハチも発達性協調運動障害の症状がバッチリ当てはまっています・・・。

今回の記事では、まだあまり世間に知られていない「発達性協調運動障害」についてお伝えします!

こちらの記事はこのような方におすすめです⬇

このような方におすすめ

  • 達性協調運動障害とは何なのか知りたい
  • 発達性協調運動障害の子を育てている人のブログを読みたい
  • 発達性協調運動障害への対策を知りたい

発達性協調運動障害とは?

運動

まず始めに「発達性協調運動障害」とは何なのかをお伝えします!

発達性協調運動障害とは?

身体機能に問題がないにも関わらず、極端に不器用であるなど、協調運動に困難がみられる障害のことです。

ハチは自閉症の診断を受けておりますが、ハイハイや歩き始めなどの身体発達には問題や遅れはありませんでした。

息子の身体発達についてはこちらに詳しく載せています

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息子に出ている発達性協調運動障害の症状一覧

ハチは現在4歳になるのですが、息子に出ていた発達性協調運動障害の症状を時系列でまとめてみると、こんな感じになります⬇

0歳~1歳代の発達性協調運動障害の症状

  • 母乳や粉ミルクを飲むのが下手で頻繁にむせていた
  • 歩き始めるとよく転んだ

0歳~1歳代の間はまだできる運動も限られているため、さほど不器用さは気になりませんでした!

ですが、2歳を過ぎた頃から徐々に手先の不器用さや運動面の困難さが目立つようになってきました⬇

2歳~4歳代の発達性協調運動障害の症状

  • ケンケンパがなかなかできなかった
  • 片足立ちでバランスをとることが苦手
  • ボールをキャッチすることができない
  • 折り紙が折れない
  • はさみが上手に使えない
  • ボタンをとめられない
  • 靴下が上手にはけないなど着替えが困難
  • 箸が上手に使えない
  • 縄跳びが全く跳べない

改めてみると、ハチには結構な数の発達性協調運動障害の症状が出ていますね!

ハチしか育てたことがない私は、初めての育児だったこともあり、ハチが不器用なこともそんなに気にしていませんでした。

Eテレの「パジャマでおじゃま」でハチより小さい子が上手に着替える姿を見ても・・・

ハチママ
きっとテレビに応募するために、たくさん着替えの練習をしたんだろうな!すごいなー!

と、こんな感じですごくのんきでした!

「折り紙のコツ」についてはこちらの記事で紹介しています

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ただの運動音痴と発達性協調運動障害の違い

「発達性協調運動障害って運動音痴のことを言うの?」と考えがちですが、運動音痴と発達性協調運動障害は似ているけれど違います。

発達性協調運動障害によって結果として運動音痴になってしまうことはありますが、運動音痴だからといって必ず発達性協調運動障害であるわけではないのです。

実はこのブログを運営しているハチの母親である私は、ものすごく重度の運動音痴です!

走るのも遅いし、球技も苦手で学生時代は体育の時間が苦痛で仕方がありませんでした。

私自身は発達障害ではありませんが、私も発達性協調運動障害なのでは?と思い、色々な発達性協調運動障害のチェックをしてみました!

その結果どのチェックでも「発達性協調運動障害ではない」との回答でした。

縄跳びなどの協調運動は得意だったことと、母親に私の小さい頃の様子を聞いても、「折り紙がとても得意だった。」「工作も得意で手先が器用な子だった。」といわれた為、私の場合は発達性協調運動障害ではないただの重度の運動音痴のようです。(それはそれで悲しい。)

発達性協調運動障害を改善するには?

発達性協調運動障害は発達障害の子に多いように、生まれつきの障害であるため完全に治すということは難しいです。

ですが、発達性協調運動障害であることを指導者がしっかり理解し、適切に関わることで、苦手なことも少しずつ克服できることもあると思います。

本人が嫌がらないようであれば、子供のペースに合わせて一緒に練習を進めるのもよいと思います。

作業療法士に訓練を受けるのも一つの手段

発達性協調運動障害にに合わせて発達障害を併発している場合は、作業訓練を受けるのも一つの手段です!

ハチの場合は病院で作業療法士による作業訓練を月に1回受けています。また、療育園にも毎日通園している為、そこでも微細運動の訓練を受けとても成長しました!やはり、作業療法士などから専門的なアドバイスをもらえると、伸びも違ってくると思います。

小学校に通っている場合は、運動などをメインにした放課後デイサービスを利用する方法もあります!

 

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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