夜驚症の子供は頭がいい【この対処法でひどい夜泣きが落ち着いた！】

「ギャーァ」と真夜中に手足をバタバタさせながら大絶叫！いつまで経ってもひどい夜泣きがよくならないなーと思っていたら、息子は｢夜驚症｣でした。

この記事では、

日々4歳の息子の夜驚症と格闘する母親が、そんな夜驚症に関する疑問にお答えします！

夜驚症で悩まれている方のお役に少しでも立てれば幸いです。

夜驚症の子供は頭がいい？

夜驚症は頭のいい子に起こりやすいという話をよく耳にします。実際に、夜驚症もちの息子も周囲から｢頭がいい｣とよく言われます。

夜驚症もちの息子は、

息子はすごく集中力が高いように感じるので、｢脳をたくさん使うことが夜驚症にも関係しているのかな？｣と、親なりに思っています。

睡眠を妨げ私たちを悩ます夜驚症･･･。

夜驚症について知らない方も多いと思いますので、まずは夜驚症について詳しくお伝えしていきます！

息子の夜驚症の様子

いつから夜驚症を起こすようになった？

息子は2歳になる少し前から夜驚症を起こすようになりました。0歳の時は不気味な程おとなしくあまり泣かず、夜も他の赤ちゃんと比べてもよく寝る子だったため母親の私は｢育てやすい子でラッキー♪｣なんてのんきなことを思っていました…。その為、2歳前に夜驚症を起こすようになった時の息子の豹変ぶりは、とても衝撃的でした！

【不気味におとなしかった赤ちゃんの時の特徴】を書いた記事もあります⬇

息子が夜驚症を起こしている時の様子

息子が夜驚症を起こしている時の様子は、先ほど記載した夜驚症の定義そのもので、

｢助けて～｣｢やめて～｣｢痛い｣｢こわいよ～｣と突然大絶叫し始めます！(虐待を疑われそうなヤバメなワードばかりですね！)

もう全力で叫ぶので声の大きさは大人顔負けの声量です！さらに叫ぶだけでは無く、手足をバタバタさせて布団の上で暴れます。(暴れ方は日中癇癪を起こした時の暴れっぷりに似ています。)

夜驚症は起こってから大体10分程度で落ち着くことが多いといわれていますが、息子の場合は平均20分～30分間大絶叫し続けます。泣

息子の夜驚症は大体深夜1時～3時頃に起こすことが多いです。夜驚症を起こした後、落ち着きを取り戻し眠りにつき、少し寝てまたすぐに再度夜驚症を起こすことも頻繁にあります。この前は一晩に4回夜驚症を起こしました。その時はご近所さんに申し訳ない思いでいっぱいなのと、睡眠不足も重なり｢私が泣きたいよ｣と思ってしまいました。

ちなみに我が家は子供の騒音問題で引っ越しをしています。夜驚症のことがあるので、鉄筋コンクリート製のマンションの1階の角部屋に住むなどの対策をとっています！

本人は夜驚症を起こしたことを全く覚えていない

朝になって息子に夜驚症を起こしたことを聞いてみても｢？？｣という反応で、息子は夜驚症を起こしたことを全く覚えていません。夜驚症を起こしている時に、息子に何を話しかけても呼びかけに反応することはなく、絶叫している間の意識はほとんどないように見えます。

どんな時に夜驚症を起こしやすい？

息子は1ヶ月に約2～4回程夜驚症を起こします。夜驚症を起こしてしまうことが多いのが｢刺激が強かった日｣です。この刺激が強かった日とは｢いつもと違う変化があった日｣｢嫌なことがあった日｣｢とても楽しいことがあった日｣などです。

楽しいことがあった日に夜驚症を起こした例を挙げると、ディズニーランドに行った日の夜には最強の夜驚症を起こしました。(ホテルから追い出されると思う程の声量でした！)

また、風邪で鼻が詰まっている等の寝苦しい状況が背景にあると、刺激が少ない日でも夜驚症を起こしやすいです。

発達障害と夜驚症の関係性

発達障害の場合、睡眠障害を併発している場合が多いと言われています。ですが、夜驚症に関しては発達障害の有無に関わらず起こります！

私は最初｢自閉症の子はみんな夜驚症だ！｣と勘違いをしていました。笑　その為、療育園のママ友に当たり前のように夜驚症の話をしていましたが、みんな｢夜驚症とは？？｣といった反応で、自閉症でも夜驚症の子は少ないという現実に気が付きました！療育園に通い出して40人程の自閉症の子と出会いましたが、夜驚症なのはうちの息子1人だけです…泣

夜驚症が起こる原因には恐怖体験やストレスも関係している為、息子のように恐怖体験をいつまでも覚えているような特性をもつ発達障害の子は、やはり夜驚症を起こしやすいのかなぁと思います。

夜驚症が起きた時の対処法

泣き止むまで見守ってあげよう

夜驚症が起きた時の対処法は、日中に癇癪(パニック)を起こした時と基本的には同じです。

｢暴れても安全な場所で、泣き止むまで見守る｣これにつきます。落ち着かせようとして、抱きしめたり話しかけたりするのはNGで、逆に夜驚症を長引かせてしまいます。

毛布やタオルケットでくるむと落ち着くことも多い

泣き止むまで待ってあげるといっても、真夜中に長時間大絶叫させることは、ご近所さんのことなどを考えるとなかなか難しいと思います。息子が夜驚症を起こすたびにどうにか落ち着かせる対処法はないのかと、私も色々試行錯誤してみました。その結果、｢夜驚症が始まった直後にタオルケットや毛布でサッとくるんであげると落ち着くことがある｣ということに気が付きました！これをしても、ダメなときは何をしてもダメですが、結構な高確率で落ち着きます。夜驚症で悩まれている方は、よかったら一度試してみられて下さい♪

夜驚症が酷い時は相談しよう

夜驚症が酷すぎて日常生活に支障をきたす時は、かかりつけ医に相談をされてみて下さいね！息子も発達障害専門医に2ヶ月に1度夜驚症のことでみてもらっています！

夜驚症は成長とともにいずれは落ち着く

夜驚症はほとんどの場合、年齢が高くなると落ち着くと言われています。この寝れない苦しみの日々にもゴールがあると思うと頑張れますね♪

実際うちの息子も、4歳になったばかりの頃は頻繁に夜驚症を起こしていましたが、5歳になる数ヶ月前から夜驚症を起こさなくなりました！ですが、今は夜驚症が落ち着いていても、今後環境の変化が起こりストレスを感じた時などにまた夜驚症が起きてしまうかもしれませんので、注意深く見守っていきたいと思っています。

｢夜驚症が小学校2年生頃に落ち着いた！｣という話をよく耳にするので、私もその日を楽しみに乗り越えていけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます！